高血圧の患者さんへ---家庭血圧測定のすすめ---

血圧測定には、随時血圧(CBP:外来で測定)・家庭血圧(HBP:自宅で測定)
自由行動下血圧(ABP:24時間血圧計による血圧)の3種類があります。
医療機関の外来でのCBPの高血圧基準も見直され、
130/85mmHg以下が正常と云われるようになりました。
130-139/85-89mmHgを正常高値血圧・140/90mmHg以上を高血圧として
その程度に合わせて治療の段階が定められるようになりました。
家庭血圧測定の場合、120〜130/70〜80mmHgが基準となるでしょう。
つまり、今まで以上に血圧に関しては基準を厳しくみるようになってきたことになります。
当院の院長は東北大学の今井教授とともに、以前より家庭血圧測定の重要性を発表してきました。
現在HOMED-BP研究が全国的に行われております。
これは外来血圧と家庭血圧の値が日常臨床上どのような位置を占め、
患者さんの予後に関してどのように影響していくかの臨床研究です。
高血圧でおかかりの患者さんに、家庭血圧を測定してもらっている意味を
これからもいろいろなところで発表・記事にしていくつもりです。
ぜひ、皆さんも家庭血圧測定の意義を理解されて、健康を自ら創造する意味でも、毎日測ってください。

(また、家庭で測定する場合、正確さの点から必ず腕で測るタイプを選んで下さい。
指や手首のタイプは動脈硬化の強い人では非常にバラツキが多く、まったく信用できません)